専用サーバーの知られざるスゴイ中身

居酒屋さんに行って、厨房が近い席などに座ることがあります。店員さんが忙しく働いている姿を見ながらのんびり飲ませてもらうわけですが、前から気になっていることがありました。厨房の入り口あたりに置いてあることが多い、ビールを注ぐための専用サーバーです。中味のビールが入っている部分をはたから見ると、冷やしているように見えません。水滴がついていないし、容器はふつうの入れ物で、冷蔵機能があるようには思えないんですが、店員さんがジョッキに注ぐときは、キンキンに冷えて出てきます。

この前、会社の同僚何人かと飲みに行ったとき、その疑問を話してみたら、むかし居酒屋でアルバイトしていた経験のある同僚が、その仕組みを教えてくれました。専用サーバーに用意されているビールは、やはりまったく冷えていないのだそうです。常温のまま。同僚も不思議に思ってきいてみたら、店の店長さんがうれしそうに専用サーバーの中の技術を教えてくれたのだとか。生ビールの鮮度を保つために常温で置いておいて、瞬間的に一気に冷やす機能が、サーバーにはついているんです。

専用サーバーの中には、水が張られています。この水の中に、生ビールが注がれるときに使われるホースが通っていています。この水を凍らせることで、ホースの中を低温にし、そこをビールが通っていく瞬間にあっというまにキンキンになる仕組みなんです。さらに、注がれる瞬間に炭酸ガスと交じり合わされて、あの美味しい泡ができてくるというわけ。同僚の話を聞いて、なるほどと納得しました。ちなみに、教えてくれた店長さんは、仕組みには詳しいのに、ビールを入れる手際はバイトより下手だったそうです。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Facebook にシェア
[`yahoo` not found]